ドクターズクラークの資格
医師事務作業補助技能認定試験について 1
「ドクターズクラーク」の称号
「医師事務作業補助技能認定試験」とは、財団法人・日本医療教育財団と社団法人・全日本病院協会が主催するもので、合格すると「ドクターズクラーク」という称号が与えられます。ほかの資格でも「認定医師秘書」「メディカルアシスタント」など、それぞれ独自の称号が用意されています。
医師事務作業補助者という正式名称は長くややこしいので、これらの資格のいずれかが主流となってくれば、「医師事務作業補助者=○○」と認識され、通称となるかもしれません。しかし、現時点では、それぞれの資格の評価も定まっておらず、この称号自体にはあまり価値は感じられません。
受験資格
さて、この試験には受験資格が定められています。それは、1.認定委員会が定めるガイドラインに適合すると認められる教育訓練を履修した者、2.医師事務作業補助職として6か月以上の実務経験があり、32時間以上の基礎知識習得研修を行った者、3.認定委員会が1・2と同等と認める者の3つ。
1はニチイ学館などの通信講座や大学・専門学校などの「認定校」のカリキュラムを修了した人です。つまり、実務経験がない人が試験だけを受けることはできないということ。
受験料は8000円ですが、それ以外に通信講座などの受講料がかかるということでもあります。医療系の実務経験のある人であれば、わざわざこの資格のために受講料+受験料を支払う意味はないと思います。
最低ラインの保証に
2に当てはまる人は経験者として十分ですし、求められるのは就職時の知識の有無よりは、意欲やコミュニケーション能力の高さですから、この資格を取る必要はないと思います。それでも受験料8000円が惜しくなければ、最低限の能力はありますよ、という保証にはなるとは思います。
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