具体的な業務内容
実際にはどんな仕事をするのか......1
医師の数だけ仕事はある
制度上、仕事内容は決められていますが、実際のところどうかというと、医師も千差万別なら、要求されるサポート具合も千差万別。すべて指示どおりに働いてもらいたい人もいれば、いちいち細かいことを言わずとも自主的に動いてもらいたい人もいる。
ですから、同じ病院で、同じく医師事務作業補助者として働いていても、担当する医師によって業務のあり方は異なっています。
診断書は働くほど増える
それを踏まえて、具体的にはどういったことをしているのか説明していきましょう。まず診断書などの文書の仮作成。これは手術を受けたり入院をした患者さんが保険会社に提出するもので、ある意味医師が働けば働くほど、付随して生じる仕事です。
診断書には、患者氏名や生年月日などのほか、初診日や病名、病気の経過や手術の詳細などを記載します。医師事務作業補助者がすべて記入したものを医師が確認・修正する、氏名・年齢など基本的事項のみ記入して病気の経過や診療に関することは医師が記入する、あるいは診断書作成に必要なカルテや検査結果など資料を揃えるだけ、など仕事内容は担当医師によって異なります。
教える暇もない!
しかし、どういったパターンでも個人のプライベートな情報を取り扱うので注意が必要ですし、病気や診療など医学的な知識も必要になってきます。
医師によっては、書き方から医学的知識まで詳しく教えてくれることもありますが、そもそも多忙ゆえの事務作業補助者ですから、手取り足取りというわけにはいきません。
私の場合、最初のころは、過去の診断書のコピーを参考に試行錯誤していました。医学的知識については、担当の医師が、医学生の向けの基礎的な医学書を一山ほど貸してくれましたので、それをひたすら読んだり、診察室や検査室などに置いてある医学書や雑誌を借りたりして勉強しました。
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